捨てる。活かす。  ~シンプルに軽やかに~

もう片付けしたくないので、とことん手放していきます。

なぜ、スマホに時間を取られてしまうのか。 

私のやりたくないことリストの中に、スマホを無駄にいじって時間を消費すること』があります。

 

気づいたらスマホを片手にいじっていることが多かったのです。

ふとある日、使用終了後に、今日はどのような情報を得たかと振り返ると、なんと1割も覚えていないということが判明。(しかも仕事やプライベートに直結するようなものではなく、どうでもいいような情報が多い)

 

わかっていてもやめられない隙間時間のスマホ。だらだらスマホ

 

なぜわかっていてもこのスマホをやめられないのか。

 

それは、行動主義心理学者のB・F・スキナー氏の『強化スケジュール』と関連がある、と唱えたのは、行動経済学者のダン・アリエリー氏。

 

予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 増補版

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スキナー氏の『強化スケジュール』実験を簡単に説明すると…

 

A・B、二つの箱に、それぞれラット(実験用ねずみ)が居て、

箱には餌が入った装置がついています。

レバーを押すと、餌が出てきて食べられる仕組みになっています。

 

Aの餌装置は「10回押すたびに1個、餌が出てくる」←定率強化スケジュール

 

Bの餌装置は「ランダムに1個、餌が出てくる」←変率強化スケジュール

(1回押して出てくるときもあれば、100回押して出てくるときもある。回数がその都度違っており、予想ができない)

 

その結果、A箱のラットは10回押せば必ず出てくると理解し、すぐにレバーを押さなくなり、

 

B箱のラットは、その後もずっとレバーを押し続けていたそうです。

  

これを人間に当てはめると、ギャンブルや宝くじがわかりやすい例。

 

B箱のラットと同じで、「ひょっとしたら次は大当たりが出るかもしれない」と、先の予想がつかないから、人はのめり込んで続けてしまう。

もし、A箱のラットのように、スロットのボタンを10回押せば必ず当たりが出るようなシステムだとしたら、のめりこむ人がはたしているでしょうか。

 

 

インターネットの世界は、まさしく変率強化スケジュールと言えるでしょう。

スマホの使い方で説明すると…

 

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何気なくWebを立ち上げたり、ネットサーフィンするのは、たまに自分にとってお得だったり有益な情報を得ることが偶然あるので、「もしかしたら(自分にとって)お得な情報を得られるかもしれない」と続けてしまうから。

 

ついメールをチェックしてしまうのは、うんざりする迷惑メールが大量に届く中、友人からのお誘いのメールだったり、思ってもいない人からの嬉しいメールが届いたりするので、「もしかしたら(自分にとって)喜ばしいメールが届くかもしれない」と期待してしまうから。

 

SNSを頻繁にチェックするのは、「いいね」をもらえる快感と、たまに来る思ってもみない嬉しいメッセージに期待してしまうから。

 

アプリゲームのガチャ系は、まさしくギャンブルスロットと一緒!(夫がレアアイテムが出てきたときの興奮といったら!)

 

予想していない喜びや嬉しさや楽しみをもっと!もっと!と求めるるあまり、私は実験のB箱のラットのように、何度も何度もレバーを押して、スマホの快感という餌を与えられるのを待ち続けていたのだとわかりました。

 

スマホも、ギャンブルも、根本は一緒。

快感の罠とわかったところで、さあどうしようと考えて実行している一部が、

 

●常に本を持ち歩く(Amazonほしい物リストに「読みたい本フォルダー」と「読み終えた本フォルダー」で管理

→一週間に1冊のペースが、現在2~3冊に増え、多角的な考え方ができるようになってきたように感じます。

 

●休憩時間は動画を辞めてラジオ試聴

→地域の旬の話題や、自分が苦手な話術のヒントをたくさん勉強できて、会話のネタとして場が持てるようになってきた感じがします。

 

●ディスプレイにやることを付箋化

→ネットサーフィンの時間消費防止。ついついやるべきことが抜けてしまうので、付箋で見える化したところ、ネット使用時間が激減。

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付箋って、本当に便利なアイテムだなぁ。。。

 

何より、あのスマホを使いすぎて頭がぼやけた感が少なくなり、目の疲れやドライアイの度合が全く違ってきました。

 

 

スマホから自分をコントロールする前に、その原因を知ると、しっかり対策を練ることができました。何事も「なぜそうなるのか」と原因を突き詰めることが大切だと実感した出来事。

 

何より、私はもう実験のラットと同じにはなりたくないので、これからも中毒性の高いこの快感を意識して、スマホとは上手に付き合っていくのだと心に誓い、日々模索しています。